Pain Management矯正治療の痛みへの配慮
矯正治療の痛みへの配慮
装置が当たる痛みを緩和
矯正治療には、歯が動く際に生じる生理的な痛みの他、矯正装置が口の中に当たることで感じる違和感・痛みがあります。
新宿南口矯正歯科では、矯正治療に伴う不快感や痛みに対してクリニックとしてできることを積極的に行っております。
歯が動く際の痛みについて
矯正治療では、治療開始時に初めて装置をつけた際、装置の調整を行った際に痛みが出やすくなります。この痛みは歯が動く際に生じる生理的な痛みで、感じ方には年齢差や個人差があります。
痛みを強く感じる期間も人によって異なりますが、3~4日で徐々におさまります。
痛みの強さは、我慢できないほどでは無いという方がほとんどですが、ジンジンとして気になる・不快感があることは確かです。
新宿南口矯正歯科では、痛みが気になる期間には鎮痛剤を処方いたしますのでご相談ください。
矯正治療の痛みについて
私たちが特別に行っていること
矯正治療のために使用する、マウスピースやワイヤー・ブラケットといった装置はお口の中に当たって痛みを引き起こしたり、お口の中を傷つけてしまうことがあります。
新宿南口矯正歯科では、お口の中の痛みや口内炎などを最小限に止めらるよう、ひと手間をかけてこれらの装置を院内で加工しています。
矯正装置がお口の中に当たる場合の加工方法
新宿南口矯正歯科では、矯正用のブラケットがお口の中に当たって痛い場合、患者さんが感じている痛みをできるだけ緩和できるよう、ブラケットの加工を行っています。
1加工前のブラケット
ブラケットには矯正治療に使用する顎間ゴムやバネを掛ける突起がついているものがあります。この突起はお口の中に当ることがあるため、患者さんによっては気になる・痛いと感じる方もいらっしゃいます。
新宿南口矯正歯科では、この突起を使用しない際には院内で加工して痛みや違和感を少しでも緩和させる取り組みを行っています。
2ブラケットの足部分をカット
矯正用ブラケットの飛び出ている突起部分(足部分)を切り取ります。
3足部分をカットした状態
矯正用ブラケットの突起部分(足部分)を切り落とした状態です。このままでは切断部分が鋭利なためさらに加工を行います。
4カットした部分を研磨
鋭利な切断面を削って滑らかにします。
5歯科用レジンでカバー
切断面は削って滑らかにしましたが、まだ凸凹が残っているので歯科用のレジンで覆います。
6レジンでカバーした状態
口腔内を傷つけないように歯科用レジンを盛って表面を滑らかにした状態です。
7歯型模型に設置し確認
最後に患者さんの歯型模型に設置し、口腔内に当たらないか確認を行います。