口ゴボ(くちごぼ)ってどんな歯並びですか？

口ゴボ(くちごぼ)って何？

口ゴボとは簡単にいうと、口元が前方に突き出ているような口元のことをいいます。

横顔の美しさを表すひとつの基準に、鼻先と顎先を結んだ「Eライン」があります。（欧米人の骨格を基準にしているため、日本人に必ずしも当てはまるわけではありません）

このEラインよりも口が前に出ている時に、「口元が出ている」と感じられ、そうした口元の状態や見た目のことを「口ゴボ」と呼ぶようになったようです。

口ゴボにも色々な種類がある

上の２つのイラストは程度の差がありますがどちらもEラインから口元が出ています。向かって右側のイラストでは、口元全体が前に出ている一方、左側のイラストでは、顎が小さい(後ろに後退している)ために、口元がより前に出ているように見えます。

口ゴボとは、医学的な言葉や分類ではなく、あくまで見た目を表した俗称なので、口ゴボの治療に入る前には、矯正歯科での詳しい診断が必要になります。

診断によって、矯正治療が必要なのか、外科的治療が必要なのかどうかも明らかになります。