FAQ歯並び・噛み合わせの質問
口ゴボの原因は?
いわゆる口ゴボは口元がモコっとしている、横から見た時に鼻先と顎先を結んだライン(Eライン)より口元が前に出て見える審美的特徴のことをいいます。
口ゴボは専門的に分類すると、一般的には上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)という、上の歯(顎)も下の歯(顎)も前に出ているという症状に当てはまります。
「自分は口ゴボ」だと感じている人の中には、上の歯(顎)が前に出ている(または、下の顎が小さい・後退している)ために口元が出っ張って見えていることもあり、その場合には上顎前突(じょうがくぜんとつ)という症状に分類されます。
上下顎前突も上顎前突も原因にはさまざまありますが、主に骨格の過成長・劣成長や骨格の遺伝的特徴、癖や口呼吸等の後天的な原因があります。
上下顎前突に分類される口ゴボの主な原因
- 口輪筋(口周りの筋肉)が弱い
- 舌で前歯を押すなどの癖(舌癖)がある
- 子供の頃に指をしゃぶる癖があった
- 口呼吸である
上顎前突(出っ歯)に分類される口ゴボの主な原因
- 下顎の成長不足
- 下顎の後退
- 舌で前歯を押すなどの癖(舌癖)がある