FAQ歯並び・噛み合わせの質問
口ゴボの治療には手術が必要ですか?
矯正治療で治せる口ゴボ、外科矯正が必要な口ゴボがあります
口ゴボ、と呼ばれる口元の症状は、専門的には上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)や上顎前突(じょうがくぜんとつ)に分類されます。出っ歯であったり、上の歯・下の歯とも前に出ている症状となりますが、その程度や原因によって治療アプローチは変わってきます。
骨格的な問題か、歯だけの問題か
口ゴボや出っ歯の症状には、顎の骨そのものが前に出ているもの(骨格性)と、歯が前に倒れ込み突出してしまっているもの(歯槽性)の大きく二つに分けられます。
単純に言うと、骨格性の場合は外科手術が必要となり、歯槽性の場合には矯正治療だけで治療が可能ということになりますが、実は骨格性と歯槽性の混合型はよく見られますし、程度も関係してきますので、一概に外科矯正が不要・必要と決めることはできません。
矯正歯科の精密検査を行うことで、患者さんの症状に対して、どのような治療が有効かどうかを知ることができます。まずは、カウンセリングだけでもお考えください。