矯正治療をしたのに、また歯並びが悪くなってきましたどうしてですか？

歯並びが悪化した原因は、恐らく1つではありません。

例えば…
「歯を支えている骨が下がってしまい、歯が動いてしまった。」
「頬や舌からかかる力のバランスで並んでいます。それが崩れて歯が動いてしまった。」
「怪我や事故で歯が一本ずれたことが原因となり、バランスがくずれて全体的に歯が動いてしまった。」
「親知らずが生えてきて、他の歯を押し出して歯が動いてしまった。」
「矯正が終わった後、指示に従って保定装置をつけていなかった。」
「矯正後に、噛み合わせをしっかり治していなかった。」
「無理な部分矯正をしてしまった。」
…など、考えられる要因は様々です。

歯並びが再び乱れた原因を探ることが重要

必要なことは矯正治療をした歯並びが、再び乱れてしまった原因を知ることです。生理的な原因か、人為的な原因によるものか、精密検査とカウンセリングを通して知ることが必要で、矯正の再治療を検討している患者さんにもっとも大切なことです。