Aligner Orthodonticsマウスピース型矯正

マウスピース矯正の特性を活かした提案と治療を院長が直接行います

マウスピース型矯正も基本となる矯正理論はワイヤー矯正と同様です。フルデジタルによる「矯正治療シミュレーション」の治療計画後の調整（歯を動かす位置・量、アタッチメントの位置や時期、IPR処置の決定）が、マウスピース矯正型矯正の成否と期間に直接影響します。

新宿南口矯正歯科では、マウスピース型矯正の特徴を活かした治療計画を立案し患者さんの同意を得たうえで、マウスピース型矯正の治療を院長が直接担当します。

*海外カスタムメイドのアライナー型矯正装置は、国内法「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に定められている「医療機器」および「歯科技工士法」に定められている「矯正装置」の対象ではありません。診療にあたって歯科医師の全面的な責任の下で用いられる矯正装置です。原則として医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。

各段階ごとに治療の進み具合、
口腔内の健康状態を確認します

マウスピース型矯正は患者さん自身でアライナー（マウスピース）を付け替えていくことで治療を進めます。そのため、その都度調整が必要なワイヤー矯正にくらべると調整のための通院頻度が一般的に少ないのが特徴です。

ただし歯科矯正医の責任において提供されるマウスピース型矯正こそ、歯の動きや歯ぐきや歯の状態を定期的に観察して、治療計画に対して遅れはないか、マウスピース型矯正固有のトラブルが起きていないか、丁寧に見ていくことが矯正治療の満足につながります。

新宿南口矯正歯科ではマウスピース型矯正の患者さんにも、患者さんのご都合を伺った上で少なくとも月1回のご来院をお願いしています。

食事や歯みがきの際に取り外すことができる

食事や歯みがきの際にはマウスピースを取り外します。ワイヤー矯正の場合、硬いもの・粘度の高いものは装置の破損につながるのでNGですが、マウスピース型矯正では食事の制限はありません。また歯みがきも通常通りに行えるので、矯正治療中も虫歯・歯周病の予防はしやすいです。

装置に金属を扱わないので、口の中を傷つけにくい

装置に金属を使っていないので、ワイヤーやブラケット等の金属装置が唇の裏や頬、舌などにあたり傷つくことはありません。装置自体は透明で薄いポリウレタン製で患者さん自身の歯列にフィットするようにできています。

ワイヤー矯正よりも矯正力はゆるやか

ワイヤー矯正よりも歯にかかる力が緩やかです。また、上下の歯を噛み合わせた際にマウスピース全体に力が分散するため、ワイヤー矯正よりも移動中の歯に痛みを感じにくいです。

難しい症状の場合には対応できない場合も

マウスピース型矯正には苦手な歯の動かし方もあります。また、重度の受け口や出っ歯など、抜歯を伴い大きく歯を動かす場合や、骨格的な異常に原因がある場合はマウスピース型矯正では対応ができません。

新宿南口矯正歯科では治療の効率も考慮した上で、他の矯正方法やコンビネーション矯正（マウスピースと他の矯正方法を組み合わせた矯正方法）をご提案いたします。

マウスピースの装着時間をしっかり確保する必要がある

マウスピース型矯正は1日20時間以上、毎日マウスピースを装着する必要があるため、食事中とお口の中のケアをしている時以外はほとんど装着していることになります。患者さん自身で取り外しができるというのはメリットでもありますが、装着時間を守らないと治療が遅れてしまう可能性があるため、しっかり自己管理を行わなければいけません。

歯並び・噛み合わせの問題を不正咬合（ふせいこうごう）と呼びます。不正咬合は歯だけの問題でなく、顎の形状（遺伝や成長異常によるもの）や悪い癖（指しゃぶり・口呼吸・舌癖など）などが原因となって生じます。

不正咬合の種類には以下のようなものがありますが、マウスピース型矯正ではこれらの全てに対応できるわけではありません。歯の凸凹や八重歯、すきっ歯、歯の傾きが主な原因の出っ歯であれば治療可能な場合が多く、不正咬合の出方が強い場合・全体的な噛み合わせの調整が必要な症状の場合には、マウスピース型矯正よりもワイヤー矯正の方が向いていることがあります。

矯正治療の期間は症状や個人の体質によって異なります。順調に治療が進んだ場合、部分矯正の治療で、約6ヶ月〜1年程度、全体矯正での治療期間の目安は、2年〜3年程度となります。

新宿南口矯正歯科では、クリニックの都合ではなく、患者さんの治療進度に合わせ、本当に必要な頻度で通院できるようお約束しています。

結婚式や成人式などのライフイベントに向けて矯正治療を考えている方はまずご相談ください。治療期間や治療方法について柔軟に対応し、見た目と噛み合わせの両方を改善できる治療計画を策定いたします。

また、新宿南口矯正歯科では、全ての矯正期間を通じて同じ装置を使うのではなく、歯の動き方や患者さんの希望に合わせて複数の装置を使い分ける矯正治療も行っています。

矯正治療には痛みや不快感を伴うことは多くの人がご存じだと思います。ただ、どんな痛みなのか、耐えられるのか、不安に思う方も少なくありません。

マウスピース型矯正の痛み

装置が口の中に当たる痛み

マウスピースは滑らかなプラスチック素材でできており一つずつ丁寧に作られていますが、端の処理や研磨不足などで痛みが起こる場合があります。また、マウスピースが歯茎や頬の内側などの同じ部分に当たり続けると口内炎になってしまう可能性もあります。その際は担当医師が確認しながら、必要に応じて装置を加工します。

歯が動く際の鈍い痛み

マウスピース型矯正でも、歯が動く際の痛みを感じます。矯正装置をつけた直後は引っ張られている感覚がありその後、半日～3日後に痛みが強くなる傾向がありますが、その後徐々に痛みは治まり、1週間もすれば消えることがほとんどです。

虫歯リスク

マウスピース型矯正は取り外して歯磨きができるので、清掃はしやすいのですがマウスピース装着中は口腔内の浄化作用を持った唾液が歯に行き渡りにくく、やはり虫歯リスクは高まります。マウスピースを装着する際には、歯をよく磨いてから装着しましょう。また、歯の表面にアタッチメントという装置を接着している場合は、その周辺に汚れが付着しやすく虫歯のリスクが高くなります。

新宿南口矯正歯科では、患者さんごとのマイナートラブルにもできるだけ対処いたしますので、ご不安な点、気になる点は都度ご相談ください。

矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用

どのような医療にもリスクは伴いますが、矯正治療にも患者さんに知っておいていただきたいリスクや副作用が存在します。

各リスク・副作用はすべてが起こるわけではなく、新宿南口矯正歯科では、検査・治療計画・定期的な確認によってこれらのリスクを事前に防ぐようこころがけています。

矯正治療は機能性や審美性を重視するため、原則自由診療（保険適用外の自費診療）となり、保険診療よりも高額になります。医療費控除制度の活用やデンタルローンによる分割払いのご案内もいたしますので、お気軽にご相談ください。