よくあるご質問
矯正治療を始めるとできなくなることはありますか?
矯正治療中は食事に注意が必要になります
ワイヤー矯正の場合
硬い食べ物や粘着性の高い(粘りのある)食べ物は、矯正装置が脱離してしまったり矯正装置に食べ物が付着してしまう可能性が高いのでおすすめしません。
舌側矯正や唇側矯正といったワイヤー矯正中の食事については「舌側矯正では食事がしにくくなりませんか?」についても詳しくご説明していますので、ご覧ください。
マウスピース型矯正の場合
マウスピース型矯正の場合、食事中は装置が取り外せるため、ワイヤー矯正のような食事の制限はありません。
ただ、マウスピース装着中は、虫歯などの予防のために甘い飲み物やお酒などを控えていただくことになります。マウスピースを装着したまま飲んでも良いのは、お水か着色の心配があまりないお茶(熱いお茶はマウスピースの変形に繋がるため不可)となります。
スポーツや楽器演奏は基本的には継続可能です
体がぶつかり合う可能性があるスポーツでは、ワイヤー矯正の場合、口元に衝撃があった際にはお口の中の怪我に繋がるリスクがありますが、舌側矯正(歯の裏側につくため、唇を怪我しにくい)やワイヤー装置を覆うマウスピースなどを用いることで対処できます。また、マウスピース型矯正はそのような心配が少ない矯正方法です。
金管楽器や木管楽器等の息を吹き込むタイプの楽器についても基本的には継続可能ですが、お口に装置がついたことによって、演奏がしにくくなる可能性もあります。部活動や趣味、職業として楽器の演奏をされている方は事前によくご相談ください。