美しい口元とは?
口元の美しさに関しては、「リップライン」「スマイルライン」、また横から見た時の「E-ライン」などよく知られたいくつかの基準があります。
こうした「基準」を耳にしては一喜一憂しがちですが、人の顔の魅力が全てこうした基準で成り立っているわけではありません。そして、歯並びや噛み合わせといった口元の美しさは機能面や骨格とのバランスが取れて初めて生まれるものです。
矯正治療でこちらで述べるような基準に完璧に沿った口元が手に入る訳ではありませんが、治療計画の際にはこうした審美面での基準を参考に治療後の歯並びを考えていきます。
美しい口元
口元の美しさに関しては、「リップライン」「スマイルライン」、また横から見た時の「E-ライン」などいくつかの基準があります。
リップライン
リップラインとは微笑んだ際に上唇の下端が描くカーブのことを言います。リップラインが高い位置にあり、歯茎が露出しすぎる口元がガミースマイルとなります。
スマイルライン
スマイルラインとは微笑んだときに見える上顎前歯の切縁(歯の先端)が描く線のこと言います。スマイルラインがゆるやかなカーブとなり、下唇のドライ-ウェットライン(唇の外側と内側の境)に軽く触れる状態が理想的だとされています。
E-ライン
E-ライン(E-line、エステティック・ライン)とは横顔の基準で、オトガイ部(下あごの突端部)と鼻先を結ぶ線のことを言います。口元がこの線上かやや内側にあるのが理想的だとされます。
研究されてきた美しさの理論やそこから生まれた基準は審美歯科治療や矯正歯科治療に欠かせません。ただ、美しさの捉え方は人それぞれであり、一人ひとりが持つ美しさも異なります。
新宿南口矯正歯科では、歯や口元といった部分だけを見るのではなく、その方のお顔との調和、さらには咬合などの機能面との調和を重視し矯正治療を行います。